MotoGPアラゴン:マルケス:ロッシを止めなければならなかった。

 今年のマルケスはブレません。以下、crash.netより。


 「ヴァレンティーノは・・・着実にわたしを捕らえつつありました。ですから、彼を止めたことは重要でした。そうでなければ、彼はどんどん調子を上げていくでしょうから。」 - マルク・マルケス

 マルク・マルケスはMotoGPタイトル・ライバルのヴァレンティーノ・ロッシの接近に歯止めをかけ、ポイント差を拡げたことの重要性を強調した。このレプソル・ホンダのライダーは他を圧倒する形でアラゴンを制した。

 マルケスはプラクティスと予選を通じて盤石の体制を築き、6月のドイツはザクセンリンク・ラウンド以来となる優勝を果たした。ここ数レースにおいては、ロッシが彼の選手権におけるアドバンテージを少しずつ削っていたが、この流れを止めるに至った。

 23歳のマルケスは、自身のポイント・リードを52ポイントまで伸ばし、ロッシとのポイント差を前戦から9ポイント拡げた。スペインにおいて、ロッシは3位に甘んじ、モビスター・ヤマハのチーム・メイト、ホルヘ・ロレンソの後塵を拝することになった。

 4レースを残し、マルケスはタイトル獲得に着実に近づいている。そして彼はアラゴンでの勝利について次のように認めている。2013年に初めてここを制した時と同様、今回の勝利が三度目のMotoGPタイトルに向けての重要なステップに当たると。

 「今回の勝利は重要でした。ドイツ以来の優勝ですし、オーストリアでのこともありましたから。あれがドライ・レースであったなら、わたしたちが再び勝つことはなかったでしょう。もう一つ重要だったのは、2位のライダー、今回の場合はヴァレンティーノがこれに当たりますが、彼が次第にポイント差を詰めてきていたことで、それゆえに彼を止めたことは重要でした。もしそうでなかったら、彼はどんどん調子に乗って、わたしたちは懸念を抱き始めていたはずです。しかしこの勝利を経て、再びこのバイクから良い手応えを感じられるようになりました。」マルケスはこのように述べた。

 「これからわたしたちはアジアン・ツアーを迎えますが、ここはシーズンでも非常に難しい局面です。立て続けの3レースですから。しかし、わたしたちは今と同じメンタリティと集中を維持し続けなければなりません。一部のサーキットにおいては苦戦が予想されます。ですが、今のような態度を貫かなければならないのです。落ち着いて、全てのレースについて完走を目指すという。」

 マルケスは5位から道を切り開くことになった。レースを先導していた3周目のターン7においてフロントを失った際に順位を4つ落としたためである。

 「ウォーム・アップの後、全てが制御可能であるかのように感じられました。しかし、ブレーキングに関しては、今年は特にそうなのですが、トラックに出る度にフィーリングが変化するということが起こり得るのです。コースへ出てからはプラクティスの時と同じフィーリングを掴めるよう手を尽くしましたし、プッシュしようともしました。レースを先導し後続との差を築くために。しかし、ターン7で大きく挙動を乱しました。」彼は語った。

 「落ちたも同然の状況でしたが、なぜかクラッシュを免れることができました。その後、わたしは自身にこう言い聞かせました。『オーケー、落ち着け。』それから着実に順位を回復し、ヴァレンティーノとの差を詰めてゆきました。彼を捕らえた際には、一周の間リラックスしてから追い抜き、そこからアタックしました。そうしてレースを制するのに十分な差を拡げることに成功しました。」

 スタンディングスにおける彼の優位性は相当なものになった。残るレースはわずかに4つである。しかし、マルケスは彼がホンダのホーム・サーキットである日本のもてぎでタイトルを手にするのではという予想を一蹴した。このイベントを皮切りに、10月の3連続フライアウェイ・レースが始まる。

 「日本で選手権を制することはないでしょう。ホンダのホーム・サーキットですから、そうなることを望んでいますが、そうなるとは思えません。辛抱強く待つ必要があります。いかなるミスも犯してはいけないのです。重要なのはどこで勝つかではなく、勝つことです。わたしたちは同じ態度を貫かねければなりません。また、わたしたちには自覚があります。日本は苦戦が予想されるサーキットの一つであるという。しかし、わたしたちに比較的有利とみられている別のトラックも控えています。」

 「もちろん、フィリップ・アイランドやバレンシアはわたしと相性のいいサーキットですが、もてぎでも昨年にはドライ・コンディションで好調でした。ウェットはまた別の話でしたが。」マルケスは付け加えた。

 「マレーシアでどの程度の競争力を発揮できるのかは様子見です。とはいえ、今と同じ態度で臨みます。もし日曜にそこで勝てなくても問題はありません。そのときが来るのを待ちます。」

 マルケスはオープニング・ラップのターン15において、ロレンソに際どい動きで仕掛けた。その後のストレートにおいて彼は謝罪の意を示すハンド・ジェスチャーを見せた。これに関して、彼はポスト・レース・プレスカンファレンスにおいて次のように認めている。

 「一周目のターン15での最初の追い抜きですが、あれはドキッとしたポイントでした。計算していたわけではありませんし、少し際どいシーンでした。しかし幸運なことに何も起こりませんでした。」

Source: crash.net



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