MotoGPジャーマニー:ホルヘ・ロレンソ:何かしなければ

 これは、・・・デビュー以来最大の危機かもしれません。以下、Crash.netより。



 「何らかの手を打つ必要があります。そして、それが機能するかを確認しなければ。」 - ホルヘ・ロレンソ

 寒く濡れたザクセンリンクのコンディションによりホルヘ・ロレンソの競争力は著しく削がれた。この現役世界チャンピオンはこの惨憺たる週末から1ポイントを救い上げた。

 ロレンソはこのジャーマン・ラウンドを、かの有名なターン11での高速転倒とともにスタートした。その後の予選においては二度のクラッシュを喫した。これは前例の無い事態である。

 このモビスター・ヤマハのライダーは前進を見せたものの、レースでの雨によりそれらは水泡と化した。彼は前戦のアッセン同様、フロント・エンドからの確かな手応えを得られず、そのために不本意なレースを強いられた。

 レース中盤においては15位を走行し、走行中の最高位は7位であったが、これはトラックが乾きつつあった場面でのことで、この過程で上げた順位はその後のピット・ストップ(30周中24周目)経てすべて失われた。彼はインターミディエイト・タイヤを装着してコースに戻った。

 このスペイン人は、ホンダのウィナー、マルク・マルケスがチェッカーを受けた1 m 17.694 s後に完走した。彼は今、この悲惨な状況を脱するための手立てを早急に見出すことに焦点を絞っている。

 「何か手を打たねばなりません。特に、このようなコンディションにおけるミシュラン・タイヤへの対処について。」ロレンソは語った。「ブリヂストンでは雨の中で勝利を争えたこともありましたし、5位を争うこともありました。しかし、今はこのバイクとタイヤの扱いに大苦戦しています。これまでよりもずっと。」

 「ウェットでのウォーム・アップは酷いもので、トップからは4秒落ちでした。レースではそれより幾分マシになりましたが、トラックが乾いてゆくとフロントの感覚を失い始め、ペースを維持できなくなりました。」

 「ストラテジーにおいてもミスを犯しました。入るのが遅すぎたのです。昨年のミスを受けて、チームが“in”をボードに掲げるまで入らないことに決めていたのです。それがわたしのしたことです。また、彼らはインターミディエイト・タイヤを装着しましたが、振り返るとこれは最良の選択ではなかったようです。」

 「わたしたちはふさわしい時にふさわしい判断を下すための十分な準備をしていませんでした。ですから、わたしたちは今後のための教訓を得たのです。いずれにせよ、わたしに競争力はありませんでした。」

 ロレンソは、今週のオーストリア・テストの後に控えたサマー・ブレイクを、自信を強めるために充てる旨を明らかにした。トラックからは離れることになるが。

 「休むつもりです。そうしてここ数戦のことを少し忘れてしまいたいです。しかし、4日あるいは56日後にはトレーニングを再開し、今回のようなコンディションでの走りを向上させるべく何かするかもしれません。」

 「容易なことではありません。わたしのライディング・スタイルでこのタイヤからすぐに手応えを得るというのは。何かしらの手を打たねばなりませんし、それが機能するかを確認しなければなりません。」

 ロレンソは選手権2位に踏みとどまったが、この実りのない週末を経てマルケスとのポイント差は倍増、48ポイントに達した。

 「チャンピオンシップは数字上において勝利の可能性が潰えるまで終わりません。」彼は語った。「今日、わたしたちはマルクが非常に果敢であらゆるコンディションにおいて速いことを目の当たりにしました。彼は今日の午前のウォーム・アップにおいてクラッシュしましたが、幸運にも怪我には至りませんでした。」

 「なんだって起こり得ます。他の選手権を見ても解かるように、大きなアドバンテージを持つリーダーがそれを失うというのはありうることなのです。ですから、選手はポジティブである必要がありますし、可能性を信じつづけなければなりません。しかし、まずは自信回復です。それから良い成績を取り戻すのです。」

 「ここ3レースはわたしたちにとって酷いものでした。」

 ロレンソが過去3レースにおいて獲得したのは7ポイントであったが、カタルーニャにおいてイアンノーネに撃墜されたのもこうなったことの一因である。これに対し、ロッシは33ポイントを、マルケスは65ポイントを稼いだ。

Source: crash.net



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2 件のコメント :

  1. ロレンソにとっては2戦続けて最悪の調子だったけど、結果を見るとマルケスとは離されたけど、ロッシとの差が1ポイントしか縮まらなかったのは不幸中の幸いではないかと思う。逆に今年は絶好調と言われててレース途中でも優勝や表彰台争いをしていてもポイントを逆転できなかったロッシのほうがショックが大きいんじゃないかな?って思いました。

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    1. 返信が遅くなり申し訳ありません。
      確かに、対ロッシという観点では救われましたね。
      今年のロッシは、波乱の展開での取りこぼしが目立ちます。
      ここ二戦雨続きだったので、安定したドライ・レースが恋しいです。

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