オフィシャルSAGチーム・プレスリリース:ルイス・サロムのバイクのテレメトリー解析を経て

 サロムのテレメトリー・データの解析結果が公表されています。内容は以下の通り。



 63日金曜、ルイス・サロムがカタルーニャ・グランプリのFP2の際に他界した。カタルーニャ・サーキットのターン12での事故のためであった。

 昨日、65日の日曜に運営よりテレメトリー・データを受領して以降、SAGチームのテクニカル・スタッフが即時にミーティングを開いた。その目的は、この事故の真相を自ら明らかにすること、そして、事故現場となったカタルーニャ・サーキットのターン12において、どのような技術的問題が生じたのかについて明確に伝達することであった。チーム・オーナーであるEdu Perales、チーム・マネージャーのJordi Rubio、ルイス・サロムのチーフ・メカニックのBernat Bassa、イェスコ・ラフィンのチーフ・メカニックであるMichael FergerMoto2ライダーのイェスコ・ラフィン、そしてルイス・サロムのマネージャーのMarco Rodrigoの協力のもと、このテレメトリー・データの包括的な分析が実施された。

 このFP2において、ルイス・サロムはファスト・ラップを刻んでいた。最初のピット・ストップでリヤ・タイヤを交換する前、彼は自己ベストラップを記録していた。これを経てサロムはトラックに戻ったが、このアウト・ラップの際に事故に見舞われた。このラップにおいてルイスがターン12に到達した際、ブレーキング・リファレンス・ポイントでの速度は彼のファスト・ラップより6 km/h遅かった。テレメトリーによれば、これはターン11を抜ける際に加速が鈍ったためであった。速度が乗らなかったことから、ルイスはブレーキを9 m遅らせ、ターン12において適当なコーナー・スピードを維持しようとした。このコーナーの入り口には、アスファルトがイレギュラーになっている箇所があり、これについてはすべてのライダーが認識していた(バンプ)。ブレーキングを遅らせたことで、ルイスはブレーキを操作した状態でこのイレギュラーなアスファルトの上を通過した。それ以前のラップにおいては、これとは逆にブレーキをリリースした状態でこのスポットを通過していた。そこへ、FP2における彼のベスト・ラップすら超える通過スピードという条件が重なり、フロント・タイヤへのストレスとそれに続くグリップの喪失がこのイレギュラーな箇所で生じた。グリップを失ったことがクラッシュとそれに伴う悲劇的な結果を招いた。

 これらのテレメトリー・データは運営より提供され、資格を有し、解析を希望する全ての技術者はこれを入手できる。

Source: stopandgo.es



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