アロン・カネト:「目標を改めなければならなかった。」

 今年注目のMoto3ルーキーの一人、アロン・カネトのインタビューです。以下、soymotero.netより。


 2016年のMoto3ルーキーたちが調子を上げてきている。ニッコロ・ブレガにホアン・ミア、アロン・カネトといった者たちが今シーズンの上位に顔を出している。このバレンシア人がカタルーニャ・グランプリの週末に我々の取材に応じてくれた。その際、彼は目標を設定し直さねばならなくなったと説明した。現在、彼はトップ10入りを目指している。

 アロン・カネトはMoto3世界選手権に新たに加わった有望なライダーの一人である。これは驚くべきようなことではない。なぜなら、昨年においてはFIM CEVの同カテゴリーにおいてニッコロ・ブレガとホアン・ミアを相手にタイトル争いを演じたのだから。この二人と彼が今季の世界選手権において勢いを見せている「ルーキーズ」だ。序盤の7レースを経て、カネトは選手権の11位につけており、それぞれのレースにおいてその資質を示している。われわれはカタルーニャ・グランプリの際に彼を取材した。このレースにおいても、彼は再び上位に顔を出した。

 順調に歩みを進めているようにお見受けします。世界選手権での時間を経るにつれて成績が上向いているようです。8歳か9歳でレースを始めたころ、プロのライダーになるという明確な目標をお持ちでしたか? 
 「事実、わたしはラッキーでした。とはいえ、子供のころから16歳で世界選手権に到達することを目標にしており、それを実現しました。2011年以来、世界選手権だけを目指してやってきました。2015年には更なる進展があり、この年からマルク・コマとGuillem Novellasと一緒に働くようになりました。」

 2015年について振り返ると、このシーズンに世界選手権行きの切符を手にしたと言ってよいでしょう。FIM CEV Moto3でのタイトル争いを通じて。 
 「はい。シーズンの終盤においては、シーズン終了後の昇格が確定していましたし、競争力のあるバイクを手にすれば上手くやれることも判っていましたから。」

 しかし実際には、怪我のためにポイントを獲れなかった。 
 「はい。計画が崩壊しました。セカンド・レースを経てすべてが順調でした。夏休みの後も好調でした。しかしヘレスにおいて足を負傷し、それ以降は不自由を強いられました。シーズンの最終戦においてはファースト・レースで転倒に巻き込まれ、セカンド・レースは強い痛みに耐えながらなんとか完走しました。」

 とはいえ、世界選手権に参戦し、調子も上向きです。デビュー・シーズンでのこのような活躍を予期していましたか?
 「実は、初年度中にいくばくかのポイントを獲れれば万々歳くらいに思っていました。しかし今はもう一段上を目指しています。優勝争いに加われるところまで来ているのですから。」

 なぜ今年の新人たちは易々とトップ・グループに加われるのでしょう?
 「簡単じゃないですよ。しかし、わたしはFIM CEVの出身で、あそこのレベルは非常に高いです。初年度でしたから殆ど経験はありませんでしたが、それでもブレガやミア、アレナスと共に走りました。他のライダーがマークしたペースを刻めなかったとしたら、そういうときが成長するチャンスなのです。ですから、世界選手権に参加するに当たって、FIM CEVで受けたトレーニングは大いに役立つでしょう。」

 昨年の上位勢が抜けたために上位に進出しやすくなったということはありませんか?
 「それはレースによるでしょう。たとえば、ムジェロがそれに該当します。しかし、ル・マンにおいては昨年を超えるペースを維持する必要がありました。サーキット次第で、良いサーキットにおいては比較的容易でしょう。しかし、選手権には45名の傑出したライダーがいます。」

 シーズン後半の展望は?
 「今の目標はトップ10入りです。想定を改める必要がありました。当初は、いくばくかのポイントを拾えれば上出来くらいに思っていたものですから。今は、上位で走れることを自覚しています。表彰台を獲得する必要があります。もしそれが実現したらラッキーですが、考えなければならないことは表彰台のことだけではありません。来年のことにも目を向けなければ。」

 2016シーズンのタイトル候補は?
 「ビンダーが突出していると思います。世界選手権で何年も過ごしていますから、経験豊富です。経験の蓄積により上手く振る舞えるようになるものです。」

 Moto3において経験は基礎的なものであると。
 「はい。しかし、最初の段階から上手くやる必要もあります。皆がこういうのです。『転ぶなよ。ただし、ラスト・ラップのラスト・コーナーでは転倒を恐れずに果敢に行け。ルーキーなのだから思いっきり行け。』と。勝ちたくても、常にそれを狙える位置にはいられない。レーシングを通じて学んだことです。」

Source: soymotero.net



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