テクニカル・ディレクターのMoto3レブ・リミット問題への解答

 Moto3のレブ・リミット問題ですが、あまり大事には至らない気配ですね・・・。


 「レブ・リミッターの挙動に異常や予想外のものはありません。また、カット・ポイントはすべてのエンジンにおいて一定です。とはいえ、ある程度の、一時的なオーバーシュートは確認されました。」

 MotoGPテクニカル・ディレクターのダニー・アルドリッジがKTMの主張を受けて次のような声明を出した。その内容は、同社のメイン・ライバルであるホンダがMoto3のレブ・リミットを超過していたというものであった。

 「皆さんおご存じのことと思いますが、先日からメディアにおいて憶測が飛び交っています。一部のMoto3マシンがレギュレーションで定められている上限の13,500 rpmを超過していることを示す証拠が存在するというものです。」

 「率直に言って、これは驚くべきことではありません。なぜなら、単気筒4ストローク・エンジンはECUでパワーを正確にカットするのが大変難しいのです。レブ・リミットに到達した瞬間において。これはECUで使用されているシグナルのためです。このシグナルを用いてレブを計測しますが、そのピッチは数ミリ秒です。ゆえに、レブが規定値をわずかに超過することはあります。」

 「2015年のリミッターのさらなるチェックを経て、わたしたちはレブ・リミッターの挙動に異常や予想外のものはなく、カット・ポイントがすべてのエンジンにおいて一定であることを確認しました。とはいえ、ある程度の、一時的なオーパーシュートは見つかりました。」

 「Moto3クラスにおけるすべてのレギュレーションは、Moto3クラス・ワーキング・グループで合意されたものです。この組織には、すべての参加マニュファクチャラーの代表も含まれています。同グループの会合はすでにカタールGP中に予定されています。もともとの目的は今後のMoto3クラスの方針を議論することでした。今回、このレブ・リミット問題も議題に加わることになります。」

 「リミッターがパワーをカットするポイントを引き下げることに関する要望は出ていません。データがわずかなオーバーシュートを示すのを避けるのみです。したがって、不可抗力によるオーバーシュートを考慮にいれたレギュレーションの調整が必要になるかもしれません。もちろん、他の対策もワーキング・グループにおいて検討される可能性があります。」

 「続報は、カタール・ミーティングの後に報告します。」

Source: Crash.net



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