バレンシア・サーキット:特筆すべき事実

 バレンシア・サーキットに関する面白い記事を見つけたのでご紹介します。

 まずは、リンク先の丸っこい絵をご覧ください。


 これは、Cuna de Campeones(チャンピオンのゆりかご、Cuna)が輩出したグランプリ・ライダーたちです。Cuna de Campeonesとは、レーシング・ライダーを目指す子どもたちを対象としたコンペティションで、バレンシア・サーキットが主催しているプロジェクトです。旧Bancaja Cupと言った方が通りがいいかもしれません。

 Cunaがスタートしたのは17年前のことで、それから今日に至るまで、計57名ものライダーを世界選手権グランプリに送り出してきました。その内訳は以下の通りです。

  • 世界チャンピオン:3
  • 選手権2位:2
  • 2015シーズンにおける現役ライダー:16名(パドック全体の18 %に相当)
  • 国際レースにおける優勝経験者:32
  • ライダーたちの国籍:スペイン、ブラジル、メキシコ、イタリア、チェコ、ベルギー、フランス、GB

 現役グランプリ・ライダーの5人か6人に1人が同じスクールの卒業生というのは、興味深い事実です。これほど多くのエリート・ライダーを輩出するCunaとは、いったいどのような選手権なのでしょうか。

運営責任者のJulián Mirallesが、その理念について次のように語っています。

 「わたしたちは常にワン・メイクを選択してきました。タイヤも同じ、エンジンも同じ。アドバンテージを有するライダーは皆無です。Cuna de Campeonesは、富める者、つまり最高のバイクを手にする者が勝利する選手権ではないのです。わたくしたちが最も重要視しているのは、ライダーの才能です。」

 バレンシア・グランプリにおいては、エクトル・バルベラとロリス・バズによるOpenクラスのタイトル争いが決着を迎えます。彼らはいずれも、Cunaの卒業生です。


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