Moto2:ギアボックスに手が入る?

 SPEEDWEEK.comが、Moto2におけるギアボックス・アップグレードの可能性について報じています。

 その背景には、ギアボックスの不具合が後を絶たず、チームからの不満が高まっているという実情があるようです。

Moto2のウィーク・ポイントはギアボックスにある。」このような認識は予てより存在していたそうです。Moto2エンジンのベースはCBR 600 RRのそれです。したがってそのギアボックスは、GPレーシングのような過酷な使用状況を想定して設計されたものではありません。これを使うこと、それ自体に無理があったとも言えるでしょう。この件については、過去の記事でも触れました。

コスト抑制を理由に、ギアボックス・プロブレムはこれまで放任されてきました。ところが、ここへ来てついに、IRTAが動き出したようです。組合長であるエルベ・ポンシャラルは、次のように状況を説明しています。

 「トム・ルティはフィリップ・アイランドのレースで2位走行中にクラッシュしました。マルセル・シュロッターも土曜日のプラクティス・セッションにおいて転倒しました。ギアボックスの不具合のためでした。マシンは大きく損傷しました。後を絶たないんですよ。ストレートを走行中、ライダーが操作していないのに6速から5速にギア・シフトしたという話が。安全面から言って、容認し続けられない状況です。」

 Kalexのアレックス・バウムガーテルは、予てよりこの仕事に興味を示していたそうです。



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