ジョルディ・トレス:「ルーキーと言っていいのやら。」

worldsbk.comより。今年の新人王に輝いたトレスのインタビューです。




 2015年のWorldSBKルーキー・オブ・ザ・イヤーが、その成果と新たなライバルたち、これまでのシーズンを振り返る。

 ファイナル・スタンディングスにおいて5位、カタールのフラッドライトの下での初優勝を含む4度の表彰台を獲得。これはジョルディ・トレスが彼のデビュー・シーズンに記録した印象的な成果である。

 これらの目覚ましい結果により、トレスは「ルーキー・オブ・ザ・イヤー」を獲得した。このかつてのMoto2ライダーは、来たるべき未来に向けてより高い目標を抱いている。今、彼はこのカテゴリーにおいて確かな手応えを掴んだ。

 「28歳ですから、ルーキーを自称するべきか否かは微妙なところです。とはいえ、国際レベルでのレースの経験がなかったのは事実です。ワールド・スーパーバイク・パドックを気に入っています。ですから、来年もここに留まりたいと思っています。より高い目標を抱いて。2016年に何かを勝ち取りたいんです。今年の新人王になったことには満足していますが、そこからもっと上を目指します。」

 Moto2からワールド・スーパーバイクへの転向には、多くの変化が伴った。これについて、このスペイン人は次のように説明している。「このシーズンを成功に導くべく、わたしたちはベストを尽くしました。あらゆる新しい事柄を習得するのに、最初は苦労しました。しかし、序盤のトラックはわたしのライディング・スタイルにマッチしていました。ハイスピード・コーナーの多いサーキットが続きましたから。シーズン中盤は、苦戦を強いられました。ストップ・アンド・ゴーのサーキットが巡ってきましたし、より柔軟なライディング・スタイルを要求されるサーキットにも遭遇しました。また、エレクトロニクスに関しても課題がありました。ライディング面では、わたし自身がもう少し習熟する必要がありました。全体としては、後退はありませんでしたし、一番最初から最後の最後に至るまで、わたしたちは全力を尽くしました。上手く行くこともありましたし、失敗することもありました。」

 近年、MotoGPからワールド・スーパーバイクに転向するライダーが増えている。トレスもそのうちの一人だ。かつてのMotoGP世界チャンピオンであるニッキー・ヘイデンも同じ道をたどろうとしている。トレスはヘイデンの参入を好意的に受け止めている。「彼がもう一つチャンピオンシップに転向するのはいいことであると思います。」トレスはつづけた。「スペインでの概念が、よその国においても当てはまるとは思いません。人々はスーパーバイクの事を『Bリーグ』であるとみなしています。二つの選手権は大きく異なります。トラック内外のいずれにおいても。MotoGPライダーがスーパーバイクに挑むのは良い事ですし、その逆も同様です。」

 「ニッキーは素晴らしいライダーで、とても経験豊富です。近年は競争力の乏しいマシンを駆ってきましたが、それでもなお、以前と変わらず真摯な態度を貫いてきました。彼にはまだ証明したいことがあるはずです。実力を再び示したいとうずうずしているはずです。」

Source: worldsbk.com


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