MotoGPインディアナポリス:ロレンソ「時すでに遅し。」


 Crash.netより。インディアナポリスでのレースを終えた。ロレンソのインタビューです。


 


 「どんどん良くなっていきました。ヤマハとわたしのライディング・スタイルに合ったトラックであれば、マルクに挑めるかもしれません。」-ホルヘ・ロレンソ

 ホルヘ・ロレンソは、ファースト・ラップでの苦戦と、ヴァレンティーノ・ロッシによる足止めにより、マルク・マルケスに勝利を賭けて挑むチャンスを逃したと感じている。これは日曜日のインディアナポリスMotoGPでの出来事である。

 ロレンソはスタート直後のコーナーで3位から6位に順位を落とし、元の順位を回復するのに全27周のうちの6周を費やした。

 ロッシとマルケスが彼のすぐ前を走行していたが、11周目にはマルケスがこのイタリア人からリードを奪った。ロレンソが彼のチーム・メイトを交わしたのはそれから4周後で、この差が勝負を決定づけた。

 ロレンソがロッシに手間取っている間に、マルケスは小さなギャップを築き、彼はそれを最後まで維持した。

 「今回のレースのカギは、恐らくスタートでした。」ロレンソはこのように語った。「蹴りだしは悪くなかったんですが、最初の数コーナーで順位を落としました。そのために、後方からの追い上げを強いられました。」

 「いつもなら上手くスタートを切って、1位か2位に出て、そこからトラックがクリアなのを利用してできるだけ飛ばすんですが、今回は2010年ごろのわたしに逆戻りしたようでした。あの当時はいつもスタートでの後れを取り戻さなければならない状況でしたから。」

 「少しずつバイクが良くなっていきました。次第に自信が得られるようになり、コーナーへの進入もどんどん速くなっていきました。まともなスタートを切って1位に立っていれば、ギャップを拡げようとしていたかもしれません。序盤のマルクはそこまで速くありませんでしたから。」

 「しかし、ついにマルクがヴァレンティーノに仕掛け、リードを奪った彼はペースを上げました。わたしはヴァレンティーノを抜くのに手間取りすぎたのかもしれません。追い抜いた時にはマルクははるか遠くにいました。わたしのペースは彼に匹敵するものでしたが、勝利を賭けて彼に挑むには不十分でした。」

 悲惨なシーズン・スタートを経て、ロレンソは今年4度目となる表彰台を獲得した。これにより、彼は世界選手権のスタンディングスにおいてアンドレア・ドヴィチオーゾを抜き4位になった。

 もっとも重要なのは、このダブル・タイトル・ウィナーが、明らかに自信を取り戻しつつあるということである。

 「今シーズンの序盤はちょっとした惨事でした。」彼はこのように語った。「バイクからいい感触が得られず、ミスを頻発しました。今はずっと良くなりましたし、フィジカル・コンディションも向上しました。」

 「今は非常に強力なライダーたちを相手にしています。ヴァレンティーノは今年になって復調しました。彼が速さを増したため、追い抜くのは容易ではありません。そして、マルクはもう昨年のようなルーキーではありません。彼は非常に強力なバイクに乗っており、また経験もフィジカルも十分で、バイクを乗りこなしています。」

 「しかし、わたしは復調傾向にあります。ヤマハとわたしのライディング・スタイルに合ったトラックであれば、マルクに挑めるかもしれません。また、後コンマ数秒、バイクから引きだすことができたら、あらゆるトラックで彼にチャレンジできるかもしれません。」

 「理屈から言って、次戦のブルノはわたしたちに向いているはずです。とはいえ、レースは水ものです。今後に期待を出だしていますし、今日の結果を誇りに思います。こことムジェロでのレースが今シーズンのベストでした。」

 マルケスは今回のレースでファステスト・ラップを記録したが、このタイムとロレンソのベスト・ラップとの差は0.1秒であった。

 



 

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