カドウェルBSB:クラッチローがドゥカティ・カップにワイルド・カード参戦


 カルのはなしではありません!以下、BSNより。





 とはいっても、あのクラッチローではない。カルの父、デック・クラッチローが、今週末にカドウェル・パークにて開催されたDucati TriOptions Cupにワイルド・カード参戦したのである。彼は齢68であるが、依然としてレザーを片づけるつもりはないようだ。

 クラッチロー・シニアがこのリンカンシャーのトラックで最後にレースをしたのは22年前のことであった。しかし、アドレナリンと興奮が彼をレースに駆り立てた。トップ10に入ることはなかったものの、それでもなお彼はこのクラスでの走行の機会を楽しんだ。

 この年金受給者が最後にまともなレースに参加したのは13年前のことで、今ではMotoGPに参戦中の息子、カルをサポートする立場である。クラッチローはレース120位で完走したが、月曜に予定されているレース2をもっと上手くこなしたいと考えている。長きに渡りレースをしてきたにもかかわらず、彼は未だに緊張を覚えるという。今日もそうだった。

 「今週末を振り返るってみると、正直、レースのスタートの際には緊張していました。こんな気分になったのは、最後にこのトラックを走った1992以来です。クイック・シフターのついたバイクには乗ったことがありませんでしたから、そこについてはやや違和感を覚えました。この機構をフルに活用できていません。オールド・スクールな操縦法ですから。」クラッチローはbikesportnews.comの取材に対しこのように答えた。

 「フリー・プラクティス・セッションの走りは我ながら酷いものでした。13年間まともにレースをしていなくても、そういう状況でもまだいけると思ってしまうのが人の性ですが、わたしも例外ではありません。68歳になりましたが、まだやるつもりですし、レースに対する興奮は冷めません。それが喜びをもたらしてくれるんです。」

 「予選の際にはいい感触が得られました。タイムが2秒速くなって、それで一人の参加者を追い抜きました。彼とバトルになり、そこからさらに2秒短縮したことで、最下位を免れました。これには満足しています。

 「レースでは緊張しましたし、少し落胆しました。しかし、次のレースでは今回を上回る走りができると期待しています。とはいえ、まだバイクに乗っていられることや、人々に暖かく迎えられることを嬉しく思います。わたしはご好意により今日のレースに招かれました。このトラックを選んだのはわたしです。初めてレースに勝ったのがここでしたから。再び夢の中で生きているんです。」

 「再びアドレナリンを感じましたが、今日の終わりには、他の選手についていけることが判りました。この年であっても。また、おかしなことをしているんじゃないかと気になってしまって、それで苛立ちを感じ始めましたが。」

 「明日の雨を期待します。行き過ぎた平等主義を唱えるつもりはありませんが、その方が面白くなるのではと思っています。ここのバイカーは良識ある人たちですから、大きなファミリーの一員になったような気分です。ここ、カドウェル・パークに来てそう感じました。」




 レースの結果はこちら。レース2では最下位脱出を果たしました。

 息子の方は、4輪車でタイム・アタックをしたみたいです。
 

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