Moto2:ブラフ・シューペリアがシルバーストーンにワイルド・カード参戦


 シルバーストーンGPに斬新なバイクが登場します。どのような走りを見せてくれるのか今から楽しみです。





 ブラフ・シューペリアが、シルバーストーンにおいてMoto2クラスに参戦する。ライダーはルーク・マーシーで、同チームが設計した斬新なカーボン・ファイバーのマシンで競争に参加する。

 このプロジェクトはカリフォルニアに拠点を置くブリッツ、ポール・テイラーとジョン・キーオが指揮するもので、この二名がブラフ・シューペリアの代理としてチームを運営している。同ブランドはベネッツの支援の下、シルバーストーンにエントリーすることで間もなく復活を果たす。

「ブラフ・シューペリアはロマンに満ち溢れていますし、このプロジェクトが世界中の注目を集めることは必至です。しかし何にもましてわたしたちを興奮させるのは、ブリテンのエンジニアリングとデザインが復活を果たそうとしていることです。」ポール・テイラー、すなわちベネッツのPR&スポンサーシップ・マネージャーはこのように語った。

Moto2が導入された2010年当時、わたしはこのクラスが革新的なシャシーのためのカテゴリーとなることを期待していました。残念ながら、今までのところそうはなっていません。このような均質化された状況下において、オリジナル・デザインのマシン引っさげて復帰するわけですから、誇らしく思います。」

「ルークとチームに対しては結果を期待してはいません。ただブリテンの旗を掲げるスリルを味わうのみです。疑いようもなく、わたしたちは弱者です。しかし、それに甘んじましょう。また、ブリテンの人びとがこのエキサイティングな計画を支持してくれることを期待します。」

Carbon 2と銘打たれたバイクは合衆国のナショナル・レベルのレースでは優勝を果たしており、その特徴はカーボン・ファイバーから成るものコックである。モノコックを手掛けたのはFormula 1のエンジニアであるジョン・マクウィリアムとスティーブ・ニコルスである。

Moto2のグリットに並ぶ全てのバイクと同様、ブラフ・シューペリアは標準仕様の600 cc4シリンダーのホンダ・エンジンを搭載する。

マーシー、すなわちブリティッシュ・スーパースポーツのトップ・ライダーは、既にアメリカでのテストを済ませている。”Carbon 2”がブリテンの地で初走行を行うのは、シルバーストーンの週となる。

チームは世界選手権デビューに向けたさらなるテストを計画しており、このテストはノースサンプシャーのサーキットにおいて8月29日から31日にかけて予定されている。

マーシーはこのように語った。「Bennetts Brough Superior Carbon 2でのレースを待ち焦がれています。カリフォルニアで試乗したのですが、本当に気に入りました。250GPバイクを髣髴とさせました。シルバーストーンでは良い戦績を挙げていますし、お気に入りのトラックの一つでもあります。ですから、ライバルたちと比べて走行経験が乏しくとも、競争力を発揮できるのではと思っています。8月が待ち遠しいです!

Rolls Royce of motorcyclesと称されたブラフ・シューペリアは、レアで高級なバイクを、1920年の創業から20年に渡り製造してきた。同社はアラビアのロレンスとのかかわりで知られ、またブラフのマシンは1920年代から30年代にかけて、数多くのレース・ウィンとスピード・レコードを残した。

このブランドは2013年にブリテンのエンジニアであるマーク・アッパムに買収され、この企業は新型のSS100モデルの発売を計画している。発売予定は来年の頭で、この有名な名前を冠したモーターサイクルとしては75年ぶりの新型となる。

アッパムはこのように語った。「Carbon 2はジョージ・ブラフの願望を具現化したモーターサイクルです。ですから、わたしは彼とT.E.ロレンスが、彼の名を引き継いだバイクに乗りブリテンのMotoGPファンの前を走るルークを、天国から応援してくれるだろうと思っています。」

 



 

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