アヴィンティアがカワサキからドゥカティに乗り換える


 SPEEDWEEK.comより。MotoGPから貴重なカワサキが消えるみたいです・・・。



 来年には元クレーミング・ルール・バイクの最後のマシンがMotoGP世界選手権から姿を消す。アヴィンティアがドゥカティ・プロトタイプに変更するのである。

 MotoGPクラスにおいては、参戦チームの来年のマテリアルに大きな変化はない見込みである。

 現在、マテリアルの見直しを図っているチームがあるとすれば、ポール・ロメロ率いるアヴィンティアのみのようである。彼らはFTR-KawasakiからドゥカティのOpenバイクに鞍替えしようとしている。

 ロメロは今シーズン、エクトル・バルベラとマイク・ディ・メリオを抱え、カワサキのスーパーバイク・エンジン(ニューマチック・バルブ導入済み)を使用しているが、チームの成績は惨憺たるものである。

 エンジンからは期待通りの出力と耐久性が得られていない。加えて、彼の希望、すなわちカワサキが2016年にMotoGP世界選手権への復帰を果たすことに対する希望はすでに打ち砕かれた。

 アヴィンティア・チームのオーナー、ポール・ロメロはヤマハに対しても請求を行い、M1パッケージのリース(フォワードと同様)を画策したが、そのハイ・コストの前に計画は頓挫した。

 ドゥカティは、中古のデスモセディチの売却先として、プラマックに次ぐカスタマー・チームを募っている。このたび、アヴィンティアが今年のプラマックのパッケージを譲り受けることになった。すなわち、ヨニー・エルナンデスの2013年型バイク2台と、アンドレア・イアンノーネの2014年型の2台である。しかし、ドゥカティのエレクトロニクスを使用し、ファクトリー・クラスに登録されている(なおかつOpenクラスのアドバンテージを得ている)プラマックとは対照的に、アヴィンティアは2014年と同様、マニェッティ・マレリのスタンダードECUを使用する見込みである。

 ホンダのOpenチームは、Drive M7 Aspar(ヘイデンが継続)がレプソル・ホンダのプロトタイプを、Cardion AB Moto Racing(カレル・アブラハムが継続)がブラドルのRC213V2015年に受け取り、さらにはグレッシーニが今年のファクトリー・バイクを同チームのOpenライダーであるスコット・レディングに渡すことになると予想される。つまり、HRCOpenクラスにおけるヤマハのシステムをコピーしようとしているわけである。この際、シームレス・トランスミッションは除かれるが、その理由は統一ECUとの相性が悪いためである。

 ところで、Páginas Amarillas Pons teamMarc VDS Racing、そしてTechnomag CarXpertMotoGPクラスに参入しない見込みである。また、LCR Hondaの二台体制案も、資金不足のために立ち消えたようだ。

 つまり、現在参戦中のチームが占める23の出走枠がそのまま引き継がれる。そして、ここにスズキの二枠(そのうちのひとつがビニャーレス)が加わる。さらにはアプリリア・ファクトリー・チームがPBM Apriliaの二枠(ラバティ、バークス)の買い取りを希望している。

 したがって、来年のスターティング・グリッドには25名のライダーが並ぶ見込みである。

 

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