中本がホンダ100勝について語る


 Crash.netより。中本さんが色々なことについて語っています。





ホンダ100勝達成について

 「もちろん、100勝目を挙げることができて喜んでいます。2002年から2008年に事はわかりません。その当時はF1にいましたから。わかるのは2009年以降だけです。しかし、今のホンダのマシンは大変に競争力があります。じきに200勝を達成できたらと願っています!」

 「ホンダはレーシングを愛しています。ホンダのDNAですよ。長期に渡り活動を継続できればと思っています。MotoGPは未来のモーターサイクルを開発していくうえでの優れたプラットフォームです。」

 「わたしはエンジニア出身です。エンジニアというのは全てのレースで勝ちたいと思うものなんです。グランプリの状況など気にしません。勝ちたいだけです。」

チーム・オーダーについて

 「一度だけチーム・オーダーを出したことがあります。昨年のバレンシアでした。マルクにレースで勝つ必要はないと言い聞かせました。このオーダーはホンダとホンダの哲学に反するものです!今後はチーム・オーダーを出すつもりは全くありません。どちらのライダーがレースに勝っても嬉しいですから。」

ブレーキングについて

 「ブレーキングについて、特殊なシステムはありません。わたしが着任した当時、ライダーたちは2009年型マシンのブレーキング・スタビリティに苦しめられていました。それで、わたしたちはそこを何とかしようとしたわけです。」

 「いろいろなことを試しました。エンジン・ブレーキングそのもの、サスペンション、シャシーのジオメトリーなど。そしてついに、2011年にはヤマハに匹敵するレベルまで到達しました。しかし、今でもこの領域の改善を続けています。特別なコントロール・システムなど使っていません。」

340 mm径のフロント・ブレーキ・ディスクの解禁について

 HRCにとっては奇妙なことです。ヤマハとドゥカティが320 mmのディスクでは危険だと言っている状況について、わたしたちのデータを参照してみると、そんなに高温にはなっていないんです。なぜヤマハやドゥカティのライダーがブレーキの過熱に対しこんなに文句を言っているのか理解できません。」

 「日曜にはマルクが340 mmのディクスを使いました。ただ単にブレーキが楽だからです。ディクスが大きい方がより大きな制動力が働きますから。ですから、パフォーマンスを上げるためであって、安全に問題があるわけではないんです。何故問題になるのか理解できません。」

トップ・スピードについて

 「トップ・スピードは極めて高いです。それは事実です。ムジェロでは340を超えていました。モーターサイクルは前輪だけで止まります。ブレーキングの際にリヤは殆ど働いていません。350で走行することについて危険だとは言いませんが、より低いスピードの方が安全性は増しますね!」

 「一部の人びとがレブ・リミットか何かを導入してはどうかと言っています。今年は燃料タンクの容量が21から20リッターに引き下げられました。燃料はレースで使用可能なエネルギーに相当しますから、必然的にパワーは削がれます。しかしエンジニアはエンジニアなんです。他のエリアでのアドバンテージを得ようと模索するわけです。」

 「レブ・リミットにより最高出力は容易に下がるでしょう。しかしそれから2、3年もすればエンジニアの働きにより今と同じレベルにまで到達するでしょう。」

RCV1000Rについて

 「オープン・バイクについては、妥当な結果だと思いますよ。時にはドゥカティのファクトリー・マシンを破ることだってあるんですから。」

 「ヤマハのオープン・マシンはファクトリー・マシンですから。みなさんご存知のように!」

ダニの今後について

 「今のところダニとは話していません。すぐに交渉を開始するつもりです。わたしたちの最優先事項はダニの継続起用です・・・。ダニとHRCとの契約については、シルバーストーン(831日)までに結論が出るはずです。」

ミシュラン・タイヤ(2016年より導入)について

 「ここにおいて、ミシュラン、そして全てのマニュファクチャラーと共に会合を行いました。そこではタイヤのサイズについて聞きましたが、今週末には形状に関する情報を受け取る見込みです。今の径は16.5ですが、導入予定のものは17になります。バイクに対し『クレイジー』な変更を行う必要がなければいいのですが。」

 「ドルナとブリヂストンとの契約に従えば、わたしたちが他のブランドのタイヤをテストすることはできません。恐らくは、ミシュランがドルナに伺いを立てて、ドルナがブリヂストンと相談をしているはずです。何日テストできるのかについて。何もかもが未定の状態です。ブリヂストンとの契約では、テスト・ライダーですら他のマニュファクチャラーのタイヤの使用が許されていないんです。」

コントロールECU2016年より導入)について

 「議論が開始されたばかりです。現在のOpenクラスのソフトウェアはバージョン6です。これがオープン・ソフトウェアの中で最高のものになるでしょう。

Moto2について

 「大変ハッピーです!Moto2の全てのエンジンを供給していますから。利益は得ていません。カルメロがそれをやれるなら、わたしたちは非常に嬉しいです。」




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